【この記事の目次】

1.座ると腰が痛い原因って?

2.座る姿勢での痛みのメカニズム(正しい重心位置)

3.腰痛の回避姿勢がさらなる歪みを招く

4.具体的な歪み方例

5.デスクワーク腰痛の症例成果

6.良い姿勢ってずっと続けなきゃダメ?

座ると腰が痛い女性

<座ると腰が痛い原因って?>

「座っているとだんだん腰が痛くなってくる」

その根本原因は、【骨格の歪み】や【筋疲労】です。

え?私はどっちだろう? と思われた方。多くの方が両方です。

基本は、《筋疲労→骨格の歪み→筋疲労》という流れですが、逆のケースもあります。

当院では、そのような根本原因を取り除くために、色々ご質問させていただくこともあります。

座っていると感じる腰痛。

一日中ほぼデスクワークされる方や、一日中ではないけど座り仕事が多い方。

お仕事で長い時間、椅子に座っていないといけない方々に多いご症状です。

ご家庭などで、床や地べたに座る機会が多い方は、物理的に椅子よりも腰痛になりやすいです。

では、骨格の歪みがあるとなぜ座る姿勢で腰痛になりやすいのでしょうか。

<座る姿勢での痛みのメカニズム(正しい重心位置)>

物には必ず重心がありますよね。

それは基本、物の真ん中にあるはずです。

駒が回り続けられるのも、重心が尖った部分を軸にして安定しているから。

自転車を留められるのも、スタンドを立てることで、重心が決まるから。

ですよね。

人間は左右対称ですので、「重心は体の中央にある」という発想は容易です。

歩いていても、片足立ちしても、座っていても、常に体には重心が存在します。

歩くなどの<動姿勢>では、重心を安定させることで、バランスをキープしています。

イスに座っている姿勢というのは<静姿勢>ですよね。

では、イスに座っているとき、体重はどこで支えているのでしょうか。

坐骨は座るときの重心位置

それは「坐骨」です。左右1つずつあります。(画像の赤い箇所)

今座っている方がいたら、お尻の下の方に手をいれてみてください。

ゴリゴリしている骨がありますよね。それが坐骨です。

手のひらをゴリゴリの下に置き、そこに一番体重がかかればそれが正しい座り方です。

もちろん、左右の坐骨両方に同じくらい体重がかかるようにです。

これが、「骨格の歪み」や「筋疲労」が原因で、良い姿勢がキープできなくなってしまいます。

太ももの付け根、お尻の後ろあたりなど、坐骨から前や後ろにずれたり、片側の坐骨に体重が寄れば、背骨や骨盤で体重を支えられなくなります。

重心が坐骨からずれて、骨格で体重を支えきれない部分は、どこで支えているのでしょう。

これはお分かりですよね。周りの「筋肉」が無意識に支えフォローします。

本来は、骨格は体を支える大黒柱です。

座骨からずれると、座る時、筋肉はあまり努力しなくていいのに、必要以上に頑張らざるを得ないのです。

腰痛や坐骨神経痛になりやすい方は、無意識のうちに、筋肉が過緊張して、踏ん張って体を支えてしまっているのです。

<腰痛の回避姿勢がさらなる歪みを招く>

筋肉に負担がかかれば、そのうち、背中やお尻が疲れたり、腰痛になりますよね。

そして、人間は「痛い」と感じている状態がとても苦手ですので、「痛いのは1分でも早くなくしたい」という心理が働きます。

デスクワークは1~2分で終わりませんから、ずっとそのままで我慢はしません。

ではどうするかと言うと、「痛くない」「重くない」「コリを感じない」「苦しくない」姿勢の状態(=痛みの回避姿勢)を探し出すのですね。

回避姿勢の例をあげます。

・体をねじる

・足を組む

・深く腰掛け腰を丸める

・浅く腰掛けお尻がずり落ちそうにする

・これらの組み合わせ

始業のころは良い姿勢ができても、すぐにこういう姿勢に落ち着いてしまう方は、腰痛持ちか骨格の歪みがあるのは間違いないでしょう。

もし、会社の同僚などで、いつもアクロバットな変な姿勢でいる方がいたら・・・

その方は様々な痛みを回避し続けた挙句、その姿勢を編み出したと思ってください。

<具体的な歪み方例>

・腰椎のS字カーブの消失(ストレートなど)

・腰椎のねじれ(上半身と下半身のねじれ)

・仙骨が寝てしまう

・骨盤の歪み(仙腸関節)による足の長短差

・骨盤の高さ(左右のウエストの高さ)

歪みも色々あります。これらの組み合わせもざらです。

「でも、どの姿勢をしても痛いんだよね」という方がいたら。

それは、将棋でいえば「詰んでいる」状態です。次の一手が出せない降参状態です。

回避して骨格を歪ませ筋緊張を増やし、回避して骨格を歪ませ筋緊張を増やし、痛い筋肉を使わずに他の筋肉がその分踏ん張って・・・

とやっていくうちに、逃げ道がなくなり、打つ手がなくなり詰んでいるのです。

そういう患者様は決して少数派ではなく結構来院されますが、骨格の歪みが複数以上あり、筋疲労が全身にあり、ご症状も満身創痍な印象が強いです。

そうすると今度は何が起きるかと言うと、痛みの信号を脳が常に受け取らざるを得ないので、脳の不快症状によるストレスで交感神経が刺激され、心身がより緊張状態になります。

自律神経が乱れ眠れない、イライラ、怒りっぽいなど余裕がなくなる、疲労の蓄積スピードがUP、などします。

<デスクワーク腰痛の症例成果>

 (30代男性K様)

・腰痛が治らずだんだん悪化してかなりまずいと感じている

・臀部、股関節にかけて痛みが広がり、足に坐骨神経痛のようなしびれを感じる

・仕事中、痛みなどで苦しく吐き気まである

・夜もうつぶせ寝、仰向け寝が痛く、横向け寝がまだましという程度

まさに起きていても寝ていても、どの姿勢も逃げ道のない「詰んだ」状態です。

骨盤の高さ(ウエストの高さ)が違うなどの歪みの他、腰、臀部、背中の筋肉の張りがとても強いので、しっかり施術したところ、施術直後にはすごく軽くなったことを実感いただけました。

10日後くらいにスノボに行くご予定がありましたが、断るか決行するかかなり迷われていました。

痛みがこの時点でほぼゼロでしたので、私も迷ったのですが、ご友人とのお約束もあるので、ご本人様の決断にお任せしました。

結局、両方を想定し、スノボ予定日の翌日にご予約されたのですが、来院されたとき、

「スノボ、ふつうに行けました!」と笑顔でご報告くださいました。

とはいえ、症状がやはり戻っていたのと、お体の状態もまだまだ張りや歪みが強かったので、調整をしました。

今はデスクワークも平常でできるようになり、メンテナンスも含めてご利用頂いております。

 (30代女性T様)

・最近座っていると、腰や仙骨のあたりが痛くなってくる

・体を少しねじり、深く腰をかける回避姿勢を取ると少し楽になる

うつ伏せで歪みをチェックしたところ、骨盤の歪みはなかったものの、腰椎が歪みねじれて、下半身が回れ左をしているような状態でした。

これでは、座っていて良い姿勢をキープしようとするのも無理です。

仙骨に付着している背骨周りの筋肉の張りが強かったので、深部までしっかりほぐすと歪みはほぼゼロになり、骨格矯正を最後行い、しっかり調整完了です。

施術後は、座っていただき状態を見ていただいたところ、「とても軽く楽になった」と喜んでいただけました。

腰痛の痛み自体は、多くが筋肉から発せられる痛みです。

そのため多くの腰痛は、筋肉を緩める施術をすれば、痛みが簡単に取れますし、骨格の歪みや柔軟性もだいたい消えます。

ですが、緩めて血流を良くするだけでは、変わらないガンコな歪みもあります。

そういった部分まで深く追求していく施術をすることで、腰痛は大きく改善し、骨格も正常になるのです。

「お尻と椅子がフィットしていて気持ちがいい」

「良い姿勢をしているのが楽です」

施術直後に多くの方に感じていただけるご感想です。

<良い姿勢ってずっと続けなきゃダメ?>

よく患者様にお話するのですが、24時間良い姿勢でいるのは無理です。

美や健康に対しての意識が高い方でも、一日中ずっとは無理だと思います。

もし、いらしたらすみません。

「仕事に超集中モードです!」「締め切りが迫ってるので!」「今日はやること山積みで大変!」

お仕事中は、姿勢よりも優先させないといけない機会も結構あると思いますが、そういう時は、一番集中しやすい姿勢でもいいと思います。

ただずっと悪い姿勢による長期間の積み重ねは、結局、不調が待っています。

良い姿勢を習慣化する、自分の姿勢を客観視する、という意識を持っていただくと良いのではないでしょうか。

始業時の30分、休憩後の30分、昼休み明けの30分、食事の30分だけ。

というように、ご自身で【かっこいい姿勢キープタイム】というルールを決めると習慣化しやすいです。

「正しい座り方」から「誤った座り方」に一瞬変えただけで、肩や背中の筋肉は緊張を強いられます。

良い姿勢をすると腰が痛いから無理、坐骨が痛い、すぐ疲れててしまうという方。

そういう方は、筋骨格系が良い姿勢をできるスタンバイができていない状態です。

一度整体で体のバランスや骨格を支える筋肉の疲労をしっかりメンテナンスされることをオススメいたします。

 

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