猫背の女性

先日、初めて来院されたK様(30代女性)は、ひどい肩こりと肩甲骨の内側の強い痛みがありました。

また「姿勢が悪いのでよくしたい」と姿勢矯正もご希望でした。

◆体のバランスが悪い気がする

◆猫背を治したい

◆ちゃんとメンテナンスをしなきゃと感じている

ということでしたので、お体の痛みをしっかり取り除くことと、同時に骨盤や背骨などお体全体の「バランス」と「可動域」を調整することにしました。

拝見させていただくと、骨格の歪みはさほどなく、それよりも背骨の柔軟性や肩関節や肩甲骨の可動域が悪くなっていました。

背骨は、猫背で固まったような状態で、手のひらで押しても全然沈み込みがなく、肩は後ろに全然回らない状況です。

この状態でいくら良い姿勢を心掛けても、そもそもその姿勢が取れません。

曲がってしまったた鉄パイプを腕力で戻そうとして「戻らないね」と言ってるようなものです。

こういうときは「自然に無理なく良い姿勢ができるようなお体にすること」がとても大事です。

背中や肩甲骨周辺の筋肉もかなり張りが強かったのですが、施術後、コリや痛みも消え、楽に良い姿勢が取れることを実感いただくことができました。

ヨガも最近始めたそうですので、ヨガ×整体の相乗効果を実感いただければと思います。

 

たまに「どういう姿勢で歩いたらいいですか?」と聞かれます。

私を市川でたまたま見かけた方に「先生、やっぱり姿勢いいんですね」と言われることがあります。

良い姿勢で歩く習慣は実は学生の頃からあります。

アルバイトで遅刻して大急ぎで行ったとき、「おはようございます!」と元気よく挨拶したのですが、良い姿勢を意識し胸をバンと張っていたため、「なんだ、遅刻したのにずいぶん堂々としてるな」と店長にチクり言われたことがありました。

このころは正しい姿勢の方法など知らず、自己流で胸を張ればいいと思っていました。

良い姿勢悪い姿勢

どちらかと言うと、右のタイプだったかもしれません。

次回は「正しい姿勢での歩き方」を明日7:00に更新いたします。