【この記事の目次】

1.呼吸をするときに働く呼吸筋

2.呼吸筋が疲れていると呼吸しずらい

3.呼吸筋のほぐしの施術効果

4.自分の呼吸をチェックしてみる

整体で呼吸筋がほぐれて、深呼吸が楽になった男性

<呼吸をするときに働く呼吸筋>

浅い呼吸が日常となり、過ごされている方、結構多いです。

呼吸が浅くなると、代謝が落ちたり、疲れやすくなり、心も不安定になります。

我々は1日24時間、意識することもなく呼吸しています。

呼吸する際に働く呼吸筋は、胸や肋骨周りにあり胸郭を広げたり小さくしたりする筋肉のことです。

胸鎖乳突筋、斜角筋、腰方形筋、腹斜筋、大胸筋、横隔膜(これも立派な筋肉。厚さは8mmほど)などです。

<呼吸筋が疲れていると呼吸しずらい>

呼吸筋に疲労がたまり柔軟性が失われてきたり、背骨が歪んだり硬くなってたりすると、肺の拡張が制限されます。

すると、肺活量が減って、呼吸が浅くなってしまいます。

ですが、ほとんどの方が普段、呼吸が浅くなっているのに気がついていません。

それは、毎日少しずつ体の疲れをためこんだり、身体が徐々に硬くなったり歪んだりするので、気づかないのです。

ある日急に浅くなればわかるのでしょうが、気が付く方は少ないです。

「最近、なんだか息苦しい感じがするんですけど」

とだんだん意識されてくる方もおられます。

痛みやコリと違い、漠然としているご症状なのですね。

ちなみに、ヨガでは呼吸法を習います。当院でも、運動法でヨガをオススメすることがあります。

ですが、これも身体がそのような状態では、もともとできるはずの呼吸量は回復できません。

呼吸筋が硬かったりした状態で呼吸法を学んでも、あくまでも「本来の呼吸が出来ていない範囲で頑張ろうとしているだけ」なのです。

<呼吸筋のほぐしの施術効果>

当院で、背中の疲れ、肩こりや腰痛などの施術を受けられた方が、施術後に、呼吸が自然と深くできることに驚かれたりすることがあります。

それだけ普段、浅い呼吸が当たり前で、それが自然に感じているということです。

自然と深い呼吸が習慣になってくるといいことがたくさんあります。

・基礎代謝が上がる

・疲れにくくなる

・自律神経の安定力がでる

・内臓脂肪が燃えやすくなる

・精神的なゆとりがでておおらかになる など

<自分の呼吸をチェックしてみる>

腹式呼吸は毎日やってたり、ジムで筋トレ頑張るなどは、もちろん素晴らしいことです。

入浴中や就寝前に、いったん、ゆったりとした呼吸をしてみましょう。

深呼吸しようとして、なんとなく胸や背中が詰まった感じがあり、気持ちよく感じられない方。

そんな方は、肩や背中や腰の疲れの自覚症状がなくても、呼吸筋が疲れ、背中などの筋肉も張りが強くなっているかもしれません。

また、背骨が歪み、柔軟性が失われているのかもしれません。

一度、自分自身に「呼吸の深さ」の抜き打ちテストするのも良いかもしれません。

 

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