【この記事の目次】

1.日々の変化は気づきにくい

2.呼吸筋・肋骨・背骨を緩めた後の呼吸の変化

3.呼吸と健康法

4.呼吸が深く出来ることは精神的にもプラス効果

<日々の変化は気づきにくい>

昨日から今日で、どの程度髪の毛の伸びたかわかりません。

視力の低下度合も、少しずつ変化していくので、1か月前と今月の違いはよくわかりません。

日々、少しずつ変化するものは、時間がある程度経過しないと比較がわからないものです。

体に残る疲れも、昨日山登りしたとか、マラソン走ったとか、残業が深夜までだったとか、明確な原因がない場合、疲れ度合を数値で測ることもできません。

このように一日一日の違いってわからないことが多いです。だからこそ、疲れはため込んでしまうものなのでしょうが。

<呼吸筋・肋骨・背骨を緩めた後の呼吸の変化>

呼吸も同じです。

呼吸がいつの間にか浅くなっているのに、まったく気が付かれていない方がとても多いです。

一日一日の違いが分からないので、いつの間にか浅い呼吸で、日常を送ってしまっているのです。

普段、いろいろな相談をいただきますが、そのお話の中で「呼吸が浅い気がする」「なんとなく息苦しい」など「呼吸」に関するご相談はあまりありません。

ところが、実際、肩こりや腰痛や全身疲労など、別に呼吸のご相談がない方に、施術後の状態を伺います。

「いかがですか?」と伺うと、よくあるのが、

「呼吸が自然と深くできる」

「呼吸がなんか楽です」

「スーっと入ってくる」

「息をするのが気持ちいい」などです。

これは、自律神経や呼吸筋や肋骨が広がりやすくなる、などのいくつかの効果の賜物です。

<呼吸と健康法>

呼吸は無意識にずっと繰り返しています。

浅いか深いかではなく、普通にできているから特段、別に気にしていない、という方が多いのだと思います。

意識はどうしても、呼吸よりも、肩こりや腰痛のつらさ、睡眠障害などにいきがちです。

それは別に悪くはないのですが、ご自身の呼吸で疲労具合を測るのは大事なことです。

呼吸、水、食事、睡眠。人間が生きていくのに、一番必要なのは、だんぜん呼吸ですからね。

呼吸しなかったら数分ももちません。酸素を吸入し、血液を通して全細胞に運び、二酸化炭素を排出する一番大切な生命活動です。

日ごろからゆったり深くできるのが良いはずです。

施術後に「呼吸が楽になった」とようやく呼吸に意識が向くのは、いかに普段、浅い呼吸が当たり前で生活しているかを証明しています。そして、それに気が付かれていません。

例えば、こんな実験できたら一瞬で苦しいきついのがわかるはずです。

呼吸が普通に深くできていた時のお体から、一瞬で、浅いときのお体にチェンジしたとしたとします。

少しずつ変化していたときは気づかないけど「あれ?なんか息しづらい!」と必ずだれもが気が付くはずです。

<呼吸が深く出来ることは精神的にもプラス効果>

呼吸が浅くなってしまうと、疲れやすい、基礎代謝が低下する、など色々ありますが、実はこんな問題も起きやすくなります。

「考え方が浅くなる・イライラしやすくなる・焦りやすくなる・気持ちが落ち着かなくなる・集中力がなくなる・なんとなく不安な感覚になる」

よく、気持ちを落ち着かせようとしたりすると、わざと深呼吸しますよね。

深呼吸、つまり深い呼吸をすると、

「心が穏やかになる・思慮深くなる・集中力がでる・気持ちがおちつく」からです。

こういうメンタル面においても、大切であるように、心身の健康に欠かせないのが、呼吸の深さです。

 

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