【この記事の目次】

1.人気の高いトリガーポイント療法

2.潜在性トリガーポイントと活動性トリガーポイント?

3.病院では異常なし?原因は?

4.肩こりや腰痛にトリガーポイント療法の効果は絶大

肩こりや腰痛の原因がトリガーポイントであった女性

<人気の高いトリガーポイント療法>

コリや痛みの原因、トリガーポイント。昔はこの言葉をご存じという方は、ゼロでした。

ところが 「トリガーポイントをみてくれる所を探してきました」とちょっと遠方の方もお見えになると、時代の変化を感じ驚きます。

以前、NHKで特集組まれたり、Tarzanという雑誌でも特集が組まれたりなど、マスコミでもよく紹介されるようになりました。

今は専門用語をご存じの方も増え、嬉しく感じます。

ちなみに、トリガーポイントによる痛みのことを、筋筋膜性疼痛(きん・きんまくせい・とうつう)症候群といいます。疼痛(とうつう)とは、うずくような、ズキズキする痛みのことを指します。 

<潜在性トリガーポイントと活動性トリガーポイント?>

トリガーポイントが悪化すると疼痛という強い痛みを発します。

「トリガーポイントが悪化する」というのは、トリガーポイントをよくご存じない方が聞くと、よく意味がわからないですよね。

トリガーポイントというのは、すごく簡単にご説明すると、筋肉にできるコリ(のような塊)です。全身に存在しています。

例えば、肩。肩の筋肉にあるトリガーポイントは、ストレスがあまりかかっていないと、眠っているような状態なのです。

こういう状態を「潜在性トリガーポイント」といいます。できればそのまま大人しくしていて欲しい感じです。

しかし、その潜在性のトリガーポイントが、デスクワークの姿勢や寝る姿勢などで、ストレスがかかり続けると、「活動性トリガーポイント」に変わります。

それがいわゆる「肩こりを感じている」状態です。

活動性になり、さらにストレスをかけ続けると、今度はその活動性トリガーポイントは周囲の首や肩甲骨の間などの、潜在性トリガーポイントを刺激し巻き込んで、活動性トリガーポイントに引き上げてしまいます。

こんなご経験ありませんか?

最初は肩こりで「ここスゴイこってるなー」と思っていたら、コリの範囲が広がって、やがて肩や首や背中まで、全部苦しくなってしまった・・・・なんてこと。

これ、火山に例えると分かりやすいです。「休火山」だったのが、マグマが活発になり、「活火山」になる。噴火したら、噴煙や溶岩が周りに流れて被害が大きくなる。

これがトリガーポイントが悪化するということです。悪化する原因は色々です。

「忙しくケアするのを後回しにしていた」

「整体やマッサージにはちょくちょく行っていたが、なかなかそこをほぐしてもらえなかった」

「腰痛や肩こりを運動で解決しようとしたら悪化した」

コリレベルから疼痛レベルまで悪化してしまうことが頻繁にあります。

<病院では異常なし?原因は?>

痛みに慣れていない方や、肩や腰のあまりにしつこい痛みに、病院で検査される方もおられます。

しかし、トリガーポイントに原因がある場合、「異常なし」 と診断されます。その結果、とりあえず、痛み止めと湿布だけ処方されたという話は、これまで何回くらい伺ったでしょうか。数え切れません。

トリガーポイント性、つまり筋肉性の痛みなら、トリガーポイントを潜在性に戻してあげればいい話です。

それを「椎間板が狭くなっている」という、もう何年前からあるかわからない骨格の変性に着目してしまうと治るものも治らなくなります。もちろん、それは大切なポイントで、それはそれで対処することがあるのですが。

「異常なし?じゃあ原因は何?」と釈然としない方もおられます。

原因が分からないのが一番気持ちが悪いです。原因はほぼ確実に「活動性トリガーポイント」です。

ここを、ほぐし緩めることが、何よりも最短で楽になる解決方法ですが、問題が一つあります。

脳が痛みを感じているときは、上の女性のようについ手を伸ばしてしまいますが、痛みの原因となる トリガーポイントは、そことは違う離れた箇所に存在するケースがよくあるのです。

また、見つかったとしてもほぐすときの「角度」「強さ」「スピード」がそろわないと、効果的に筋肉をゆるめ、楽にすることができません。

<肩こりや腰痛にトリガーポイント療法の効果は絶大>

そのため、一般的に整体やマッサージ業界の中では、「トリガーポイント療法は難しい」と言われています。

 ・60分間、肩こりのほぐしをトリガーポイントをほとんど刺激せずに行った場合。

 ・5分間、肩こりのほぐしをトリガーポイントを的確に刺激したほぐし整体の場合。

この2つ、ビフォーアフターの実感がまるで違います。

長時間ほぐしてもらえたリラックス度は60分には勝るかもしれませんが、肩こりや腰痛のつらい箇所が、スッと抜けて軽く楽になった感覚は、比較になりません。

そのくらい必須ポイントなのです。

痛みの原因のトリガーポイントの位置には、基本法則がありますが、人間の体はその通りにいかないこともよくあり、時折全然違うところに見つかることもあります。

当院では、このトリガーポイント療法を一番得意としております。

法則に基づきつつも、経験で培ってきた感覚で、トリガーポイント(真犯人)を見つけ出し、一番効果的なほぐし方法で確実につらい症状を楽にしております。

「なんで痛いところが全部分かるんですか?」とよく聞かれますが、逆に、ここを見つけることができないと、仕事にならないのです(笑)。

 

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