【この記事の目次】

1.「逆くの字」のぎっくり腰

2.「逆くの字」姿勢の原因

3.ぎっくり腰によるご症状

4.ぎっくり腰の施術内容と結果

5.ぎっくり腰の治し方

ぎっくり腰で腰が曲がった人が整体で楽になった

<「逆くの字」のぎっくり腰>

3年ぶりに来院された50代の男性。ぎっくり腰でした。

当院に入られてすぐにわかるほど、体が曲がっていてかなりお辛そうな感じです。

下半身は比較的まっすぐでしたが、上半身が左に傾いていました(逆くの字状態)。

<「逆くの字」姿勢の原因>

これは「痛い筋肉を伸ばしているのが楽」だからです。痛みの回避姿勢です。

トリガーポイント性の痛み(筋筋膜性疼痛症候群)は、その筋肉を伸ばしている状態が楽、という特徴があります。

逆にその筋肉を縮めよう動き。

今回の場合、くの字にする動作(上半身の右に傾ける)とすると、短縮痛という、これまたトリガーポイントの特徴である痛みが起きるのです。

トリガーポイント(筋肉のコリ)がひどくなると「伸ばすと楽で痛くない」「縮めると痛い」となります。

<ぎっくり腰によるご症状>

この患者さまの特徴を整理するとこうでした。

・右の腰が痛くて仕事にならない

・右手でのトイレットペーパーの使用が痛くてできない(上半身を右下方にねじる動作)

・上半身をまっすぐにできない(左に傾いた状態から)

・上半身を前後に曲げることができない

・右の腰辺りを軽く押してみると、響くような鈍痛がある。

右の腰周辺の筋肉のコリ(硬結)や緊張が悪化し、その筋肉が強く痛み始めたのです。

<ぎっくり腰の施術内容と結果>

痛みを回避姿勢で原因の筋肉は絞られました。

もちろん一番の原因筋だけ施術しても、良くはならないのですが、それを頭に入れて施術するかしないかは結果が全然違ってきます。

要は結果オーライでもいいのですが、時間がかかり、患者さまへの負担が大きくなってしまいがちだからです。

「痛い姿勢」と「痛くない姿勢」がありましたので、なるべく痛く感じられないように施術の順番を考えました。

その結果、1回で痛みは半分になり、4回の施術で、完全に痛みが消えてなくなりました。

来院されるたびに、左に傾いていたのが、まっすぐになっていきましたが、痛みの減り方と比例していました。

<ぎっくり腰の治し方>

ぎっくり腰は、どこが、どのように、どんな風に痛いかで、痛みの原因が違います。

痛みが増加中なのか減少中なのかでも、施術方針も大きく変えないといけません

その中でも、患者さまの痛みをかばう姿勢が、的確な施術の大きな情報となります。

患者さまの痛みの大きさに配慮しつつも、とにかく理論的に分析することが最短最速でぎっくり腰を解決するのに重要です。

そうすることで、一日でも早く、いつも通りの日常生活に戻すことができるのです。

 

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