2025
2/06
ぎっくり腰からゴルフ当日までの逆算整体
- ぎっくり腰, ブログ, 腰痛
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ゴルフを10日後に控えてぎっくり腰になってしまったH様(70代男性)。
入店された時に腰が悪いのは、動きと姿勢ですぐに分かりました。
「腰ですか?」と伺うと「腰やっちゃったみたい。今度ゴルフあるんだけど無理かもしれないな」と半ば諦めモードでした。
■右腰にとても強い痛みがある
■仕事で座位姿勢は大丈夫だが、立ち上がるときなど動き出し時にズキッとする
■体を真っすぐ伸ばすと痛い(腰を丸くしている方が楽)
ぎっくり腰も程度はピンキリですが、H様は「中」程度です。日常生活は送れるけど、もう一段階悪化すると歩くのも大変になる状態です。
H様は、以前にもぎっくり腰されています。今回はお仕事が多忙で座位姿勢が連日長時間だったのが原因のようです。ゴルフがとてもお好きなので、10日後のプレーを楽しみにされています。
<腰の状態と施術内容>
ぎっくり腰の治療ですが、うつ伏せになれたのは良しです。ただし痛み方から長いうつ伏せは悪化する可能性もあります。そのため、うつ伏せでやるべき施術を的確で短時間で済ませる必要があります。
H様のお体を拝見すると、腰椎がかなりねじれていて、右の腰に負荷がかかりやすい状況でした。首肩もお疲れですが、今回ばかりは腰最優先です。
当院のぎっくり腰の施術はおかげ様で定評頂いております。かなり論理的な手順や手法で非常に有力な方法があります。
臀部、ハムストリングス、背部、腰を気をつけながら丁寧に深層筋までほぐしました。仰向けになって頂いたところ、痛みはかなり軽減していました。股関節の動きでも痛みがあり、そこもアプローチしもう一度うつ伏せの施術です。
施術終了後、来院された時の痛みは30%まで大きく軽減。
<ゴルフまでの逆算>
H様はまだゴルフへの自信が持てないようですが、見立てではゴルフ前にもう1度施術すれば、大丈夫と見ました。
なぜなら「施術直後に大きく改善していた」「施術後の時間経過でさらに回復が見込めそう」だったからです。とはいえ、まだ不安定で綱渡り状態ですので、次回は間隔を空きすぎない方がいいことをご説明させていただきました。
そして数日後に来院された時、痛みは1割ほどまで解消していました。一番怖いズキッという痛みは消え、鈍痛になっていました。
施術後は完全に痛みが解消し、様々な動きをためしても全く問題なしで「これならゴルフ行けそうで良かった」と安心されていました。
<ゴルフ後のご感想と経過>
次回は「ゴルフ後に空けずに来たい」そうで、ゴルフ数日後来院されました。
「なんとか行けましたよ。後半重かったけど。よく行けたなと思って。ホント奇跡」そして「今月もあるんですよ」とのことですので、ゴルフで張りが出た分をしっかりケアさせて頂きました。
ゴルフ以外でも、マラソン大会、サッカー試合、スキー旅行、ダンス本番、旅行など、「プレー・本番前」か「プレー・本番後」どちらに施術受けた方が良いかご相談受けることがあります。今回は迷わず「プレー前」でした。
本当に無理そうでしたら、進言させて頂きますが、私はこういう場合、なるべく楽しみにされていることは極力予定通り行って欲しいと考えています。
そのために一番重要なのは「当日の目的が済んだ後も痛くない状態、を逆算する」です。何でも気軽にご相談ください。