市川真間駅前大雪

東京に雪が積もったのは久しぶりですね。今年の冬は寒いですが、これからが本番です。

本音を言うと「今温泉入りたい!」ですが、家風呂でも芯から温りたいものです。

炎症が起きたり熱を持っているときを除いて、体の部位で冷やしていい箇所は一か所もありません。

温まると熟睡もしやすくなりますし、代謝も上がります。

体温が上がれば上がるほど、白血球の働きも活発になるため、結果的に免疫力を高めることにもなります。

平熱が高い人の方が、病気になりにくく治りやすい理由の一つです。

よく風邪ひいて熱を出したときに、簡単に解熱剤を飲んでしまう方がいますが、あれは返って風邪を長引かせたりします。

しんどいから飲みたくなるのも分かりますが・・・。

脱線してしまいましたが、お湯の中と外では温度差が開きやすい時期です。肩辺りまで浸かるとお湯の中は血流が活発になりますが、肩から上はそこまで血流が良くなりません。

長湯することで、頭の血流が低下し、立ちくらみが起きやすくなります。

冬に長湯して芯から温まりたい場合は、頭の上に温かいタオルを乗せたり、シャワーで頭を洗ってから湯船に入ると、お湯の中と外との血流差が減るので安心です。

長時間の半身浴というのは私はしたことないですが、お湯に浸かるのは体力も使うので、健康のための入浴であれば、ほどほどが良いと考えています。

朝風呂は熱く、夜風呂は少しぬるめとよく言われますが、これは自律神経の働きを利用した方法です。

とはいえ、温まらなければ本末転倒なので、冬場は41~42℃で15分ほどにしています。

時々シャワーだけという方がおられますが、そういう方はお体の不調とかなり直結していることを長年患者様を拝見して実感しています。

お風呂は、水圧、浮力、温熱など一石二鳥、三鳥にもなるので、健康のためにも週一くらいで湯船につかる習慣をつけることをオススメいたします。

ちなみに夏場は頭寒足熱で、頭の上に冷めたいタオルをおくと、のぼせ防止になります。